人気ブログランキング | 話題のタグを見る

5月6日午後クラス

こんにちは、講師の佐藤慎一です。

5月6日(日)のスクールはGW最終日ということで、子供たちが集まるかどうか不安でしたがたくさんの子に来てもらえました。
4月に行われた大会では、負けて泣いてしまった子がいたと聞きます(自分は大会には出てなかったので)。
負けて泣くのは悪いことではありませんね。そして負けて悔しくとも、グッと我慢して、相手の子に挨拶をして次の将棋に向かえる様になってくれれば、と願っています。

低学年の部

中級(3~4級)の講義を担当したのですが、目立ったのは女の子の多さでしょうか。10名のうち約半分が女の子で、講義でも手を挙げて発言してくれます。女の子たちは固まって座ってますが、男の子はバラバラに座って話を聴いています。男の子たちは将棋を指しているところを見ると勝負強く、一匹狼的なタイプなんでしょうか(笑)でもいいことですね^^

対局の方は10級~1級まで全局を見てましたが、矢倉から穴熊などの形も見られて、ふっと気になってカードをみると7級の子だったりするんですよね。7級で穴熊なんてとんでもない高度な形で指していて、自分達が教えたわけでないので自分で覚えたかお家でお父さんに教わったのでしょうね。頼もしい将棋で、すぐに3,4級くらいまでいけそうです。

高学年の部

講義、対局は上級~中級を担当しました。
初段昇段の一局を二枚落ちで指しましたが、下手快勝で文句なしの昇段となりました。
銀タ伝の中盤の難所で、攻めを繋げるために▲95歩△同歩▲同香△同香と香を捨てて一歩を手に入れて攻め込んできたのが好着想でした。よく平手の矢倉である手法なんですが、よく勉強してるなというのと、手馴れてるなという感じを受けました。
他では2級に上がったばかりの子に二枚落ちの定跡を教えたりしました。
初段に上がるには必ず定跡を覚えるのは必要なので、ここで楽をしようとせずにしっかりと覚えて欲しいと思います。

by shogi-kodomo | 2012-05-12 15:30 | 午後クラス日記