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2月20日子供スクール

こんにちは、講師の佐藤慎一です。

この日はわたしは低学年高学年共に上級(1~2級)を担当しました。

講義の時間は「実戦型詰め将棋」。

よく詰め将棋のことで「相手が持ち駒全部とか有り得ない」とか「こんなに持ち駒持ってることが少ない」とか、沢山詰め将棋に対しての疑問があると思うんですけど。

詰め将棋には将棋が強くなる要素がたくさん詰まっていて、中でも「相手の手(応手)を読む」ということで、先を読む力が鍛えられます。

それから沢山の詰み筋を知っていれば、実戦で「詰めろ」の掛け方が上手くなり、「寄せが鋭い」という特徴がでてきます。


さて、この日の低学年の上級~中級(1~5級まで)は5階を使用しての対局。

皆集中してやっていたので感心していたのですが、突然のアクシデントで対局中の1人の子供が鼻血を出してしまいました。

「とりあえずティッシュで抑えてトイレに連れて行こう」と思うも、ここは5階の和室で肝心のティッシュがありません。
困った困ったと思って対局中のみんなに「ティッシュ持っている人いる?」と聞いたら、3、4人が「はい!」って言ってくれて、みんな「僕の使ってください」って言ってくれたんですよね。

おかげで和室や廊下も汚れることなく、非常に助かりました。

「相手の気持ちになって考えられる」、この部屋に居た子達は将棋が必ず上達する、そんな風に確信しましたね。

佐藤慎一

by shogi-kodomo | 2011-02-23 14:58 | 午後クラス日記