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8月3日水曜教室

こんにちは、講師の佐藤慎一です。

8月に入って連日の真夏日・・・というわけではなく、今年はなんだか涼しいですね。冷房も入れなくても我慢できるくらいで、過しやすい気候です。ただ、子供たちにしてみれば楽しみにしていたプールや遊びなどが案外な天気や気候で夏を満喫できずにいるかもしれません。
自分も子供の頃、水不足でプールがなかった年や台風が多くて雨の日ばっかりの年があったんですが、「夏休みなのにー!どこも行けない!」と悔しがってましたね(笑)

8月最初の水曜教室は30名の子供達が来てくれました。

講義も対局も集中してやっている子が多くて、教室内での飲食もきっちり守ってくれていました。


ただ、この日は問題が一つだけありました。
対局中に「待ったした」「してない」で対局者同士が揉めてしまい、片方の子が泣いてしまったのです。。

双方の意見が食い違っている場合、講師陣がその瞬間を見てない限りは勝敗を判定することはできません。
ただし厳重注意ということになります。
「待ったした」と言われるのは、駒を動かして手を離したか離さないかで元に戻すということなんですが、そもそも一度手に取った駒を指さずに元に戻すのはマナー違反なんですね。

子供たちに、「一度指すと決めて駒を持ったら元に戻しちゃいけないこと」や「持ち駒はちゃんと相手に見えるように置くこと」など説明すると
「それはルールですか?」って聞かれて(笑)

ルールっていうのは将棋を覚えれば誰でも理解できるようになるんですけど、マナーというのは例えばどんなに強い人でも身につけてない場合があります。

「ルールではなく、マナー違反は相手を不快にさせることだよ」と言ったら

子供が「それは野球をやる前に挨拶することと同じ?」って聞くんで

「そうだね!それと一緒。大事なこと」と少しわかって貰えたような気がします。

将棋を指しながら、相手のことを考えられる力を同時に身につけていってくれればそれ以上嬉しいことはありません。


さて、次回の水曜教室ですが、8月17日(水)となります。お盆の時期ですが何卒宜しくお願いします。


佐藤慎一

by shogi-kodomo | 2011-08-05 14:03 | 水曜教室日記