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9月18日午後クラス

こんにちは、講師の佐藤慎一です。

突然ですが(笑)最近思ったのですが、子供スクールに通ってくれている子には女の子もかなり多いと思います。全体の2割くらいが女の子でしょうか。

これは自分としては凄く嬉しいことで、自分が小学生のときは女の子で将棋をやっている子は周りでいなかったですね、それが当たり前だと思ってました(将棋って男のすることだから、みたいな感じでした)

女の子が多いのは、講師の女流の方々のおかげかと思います。
幼稚園~低学年の子達は、やっぱり女性の先生に優しく教えてもらうと安心感があるんですかね^^
それから高学年の子になると、女流の先生とお姉さん的な感じで女性同士で楽しく何かを話していたり。(たまにこっちを見ながらニヤニヤしてたり・・・笑)

やっぱり女の子が通ってくれる教室っていうのは、環境が一番大事ですよね。

あ、一番大事なのはスクールの男子生徒は皆紳士ですからね(笑)、女の子を泣かしたとかは一切ありませんし。(将棋を負かして泣かすのは仕方ない)又、男女関係なく仲良くしてくれるのも講師として非常に助かるというか、雰囲気が非常に良いですね^^

初段の免除を取得して卒業する・・・という女の子は少ないですが、今通っている子たちは素直で将棋を集中して指してくれますから、このままいけば数名は初段で卒業・・・となれると思います。

大袈裟に言えば、スクールに通ってくれている女の子達は将棋界の宝ですね(笑)


最後に級毎の将棋の勉強法と詰め将棋の目安を自分なりに書いてみます。

15級~12級 1手詰め (誰が相手でも)8枚落ち~9枚落ちの実戦
11級~8級  3手詰め 8枚落ちの実戦&同じくらいの人と平手の実戦
7級~5級   5手詰め 6枚落ちの実戦&同じか自分より強い人と平手の実戦(得意の戦法を持つこと、例えば棒銀だけでもOK)
4級~2級   7手詰め 4枚落ちの実戦&同じか自分より強い人と平手の実戦(相手の作戦によって自分の戦法を選べるくらい、3つくらい得意戦法を持つこと)
1級~初段   9手詰め~ 2枚落ちの実戦&同じか自分より強い人との平手実戦(絶対的な得意戦法を1つもつか、5つくらい得意戦法を持つこと)

大よその目安として書いてみました。
基本的に実戦が大事になりますが、自分より強い人と平手で戦うのは7級~くらいからがいいかと思います。それ以前ですと、負けた原因が全くわからなかったり、負け過ぎて嫌になってしまう可能性があると思いますので、8級までは基礎を固める意味を強く持つという感じですね。

自分より強い相手と指すというのは非常に大事で、例えば4級の子が1級の子に平手で毎日挑んでいたら、3ヶ月後には互角になっていると思います、4級の子が1級以上になっている可能性が高いということですね。ただし勝率は圧倒的に悪いので、本人の根性次第というスパルタ法になりますが^^;
道場に連日通って腕を磨く人は知らず知らずのうちにこういったことをやっているということですね。
詰め将棋も難しいのを解くのではなく、できる問題を(2,3分考えて解けるくらいの)楽しんでやっていけたらいいですね。

佐藤慎一

by shogi-kodomo | 2011-09-19 13:06 | 午後クラス日記