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5月12日子どもスクール

高学年クラス(4〜6年生.1〜10級)では、対局の時間に長考が目立つ子が少し気になります。
高学年になると年齢的にも集中力がついてきますし、考える事自体はとても良い事ではあるのですが、あまりに考え過ぎてしまうと子どもスクールの限られた時間では少しもったいなくなってしまいます。
将棋は難しいゲームです。また、一つのミスが即負けにつながる怖さがあるかもしれません。
ただ、ある程度の決断力、勇気をもって指し進める事も棋力の上達には欠かせない事です。
指す手に迷ってしまったり、わからなくなってしまった時には自分なりにルール(指針)を決めておくのも良いでしょう。例えば、「迷った時は攻めよう」「遊び駒を使おう」「玉を守っておこう」「駒を取っておこう」などです。このような事を自分の棋風に合わせてあらかじめ決めておけば、迷った時に決断よく指すための一助になるかと思います。

村中秀史

by shogi-kodomo | 2019-05-18 19:16 | 午後クラス日記